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壱月の櫻
1月の空は青く晴れて雲の白い帯が時折流れていた。
気温は２２度を越え少し動くと額に汗が浮かんできた。
八重岳の寒緋櫻は枝先まで一杯に花を着けていた。
この木もあの木も春の来るのを忘れずに咲いている。
冬から春へ夏から秋へと四季は移り変わって行くのだが
無限の時は感傷をすることなく冷徹に時間を刻み続ける。
来年も寒緋櫻を見たい思うのだけれど・・・・・・・・。
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２０１５.０１.３１